それは希望であったり、白昼夢であったり、いろんな意味の夢がありますが、 そういった夢というものは、普段生活しているなかで、ことさら強く意識することがなくてもすっと現実に入り込んでいる。そうでありながら、その境界線がふっと分からなくなってしまう、あるいは意識させられてしまう、そんな光 景や出来事にふいに立ち会ってしまう瞬間があります。


今号のテーマは「どこまでを、夢というのか?」。巻頭は、女優・田中麗奈の穏やかで凛とした内面に迫るインタビューを、川内倫子の写真とともにお届けします。不思議な透明感ある内容にしあがっています。


また、不思議な存在感を持つ文筆家・内田也哉子に、現在に至るまでの変遷とともにその時々の心境を、そして3rdアルバム『極上ハイブリッド』をセルフプロデュースしたbirdに現在の心境やこれから展望を訊くことができました。


そして特別企画として、本誌連載陣であるユースケ・サンタマリアと木下明水による対談を掲載。開き直ることに真剣な二人のユーモラスな対決は必読です。その他、最近「親孝行プレイ」を始めたというみうらじゅん、佐々木蔵之介、くるり、キセル、阿部サダヲへのインタビューも、味わい深い内容です。