単行本  木内昇・著

一部、木内昇によるコメントもあります。合わせてお楽しみ下さい。

ある男(文庫版)
2015年:360p:
820円+税:朝日文庫

「地方は、中央に隷属しているわけじゃあないのだぜ」

南部尾去沢銅山を食い物にする井上 馨に直談判を企てる金工の男、岩倉具視暗殺事件の処理に暗躍した肥前出身の警察官、会津の民のために奔走した元京都見廻り組の男、国会開設を檄文で訴える 岡山の隠れた俊才……。薩摩・長州が牛耳る明治中央政府のひずみに対して、地方から声を上げた名もなき数々の男たちの生き様を描く、渾身の時代短編集。
櫛挽道守(くしひきちもり)
2013年:376p:四六判:
1,600円+税:集英社

ただひたすらに、ただひたむきに。

幕末、木曽山中。父の背を追い、少女は職人を目指す。家族とはなにか。女の幸せはどこにあるのか。一心に歩いた道の先に深く静かな感動が広がる長編時代小説。
漂砂のうたう(文庫版)
2013年:331p:
620円+税:集英社文庫

「自由ってなんなのだろう? 私は、それぞれが立てる波音を
ハラハラしながら聞いていた。」 小泉今日子

御一新から十年。変わりゆく時代に翻弄されながらそれぞれの「自由」を追い求める男と女の人間模様。 ◎直木賞受賞作品 http://renzaburo.jp/hyousa/

ある男
2012年:318p:四六判:
1,600円+税:文藝春秋

中央政府の大義に屈せず、彼らはそのときたしかに生きた

岩倉具視暗殺未遂事件の処理に暗躍した警察官、会津の民のために奔走した元京都見廻組の男、国会開設を檄文で訴える岡山の隠れた俊才。
「地方は中央に隷属しているのじゃあないのだぜ」

笑い三年、泣き三月。
2011年:416p:
四六判:1,600円+税:文藝春秋

三度の飯とお笑いを!

旅 まわりの万歳芸人、映画監督志望だった復員兵、活字中毒の戦災孤児。年齢も境遇も違う三人の男が焼け跡の浅草で出会った。やがて彼らは六区はずれの実演劇 場にひろわれ、踊り子のボロアパートで家族同然に暮らすことに。「エロ」に燃え、「お笑い」に悩み、「写真」に憑かれ。愛すべきはずれ者たちそれぞれの 「復興」を描く、 直木賞作家による骨太エンターテインメント誕生!

茗荷谷の猫(文庫版)
2011年:272p:
629円+税:文藝春秋

もう少し手を伸ばせばあの夢にとどいたのか。

茗 荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。庭の物置には猫の親子が棲みついた。摩訶不思議な表題作はじめ、染井吉野を造った植木職人の悲話「染井の桜」、世に も稀なる効能を持つ黒焼を生み出さんとする若者の呻吟「黒焼道話」など、幕末から昭和にかけ、各々の生を燃焼させた名もなき人々の痕跡を掬う名篇9作。解 説・春日 武彦。

漂砂のうたう (第144回直木賞受賞)
2010年:297p:
四六判:1,700円+税:集英社

奪われたのは、確かな明日。 求めたのは、ここではない何処か。

明治10年。時代から取り残され、根津遊廓に巣食う男と女の身に降りそそぐのは、絶望の雨か、かすかな希望の光か。

特設サイト↓
http://renzaburo.jp/hyousa

地虫鳴く 新選組裏表録(文庫版)
2010年:584p:
819円+税:集英社文庫

彼らにとって新選組とは何だったのか?

幕末最強の武装集団・新選組の内側を、尾形俊太郎、阿部十郎、篠原泰之進らほぼ無名の隊士たちに焦点をあてて描く長編。時代の過渡期に懸命に悩み、生きた男たちの生き様を描く。
新選組 幕末の青嵐(文庫版)
2009年:576p:
819円+税:集英社文庫

身分をのりこえたい、剣を極めたい、世間から認められたい―――

京都警護という名目のもとに結成された新選組だが、 思いはそれぞれ異なっていた。 土方歳三、近藤勇、沖田総司、永倉新八、斎藤一…。 ひとりひとりの人物にスポットをあてることによって、 隊の全体像を鮮やかに描き出す。 迷ったり、悩んだり、特別ではないふつうの若者たちがそこにいる。

浮世女房洒落日記
2008年:205p:B6判:
1,300円+税:ソニー・マガジンズ

あぁ、こんな時代に生きてみたかった! 江戸の女房の、せわしな楽し毎日。

お江戸は神田の小間物屋、27歳ちょい年増、 甘いものには目がないけれど、美肌の執着、果てはなし。 すっぽん、火消が大の好き、でもって、財布はスカンピン…。良しも悪しきもこの世のすべて、笑って怒って一年終わる -。

茗荷谷の猫
2008年:240p:四六判
1,400円+税:平凡社

ずっと、続いているような気がした。(佐内正史)

新種の桜作りに心傾ける植木職人、 乱歩に惹かれ、世間から逃れ続ける四十男、 開戦前の浅草で新しい映画を夢みる青年--。 幕末から昭和の東京を舞台に、 百年の時を超えて、名もなき9人の切なる夢や挫折が交錯し、廻り合う。 切なくも不思議な最新物語集。
あの角まで(spotting)
2006年:160p:B6判変型並製
1,200円+税PHP研究所

いつも新鮮な驚きを私たちに与える作品は、どのようにして作られているのか。その発想の源に迫るインタビュー集。

こ の人に会って話が聞きたい。ただその一つを動機にして、アーティストとの会話を重ねてきたインタビュー誌『spotting』。これまで誌面に登場した アーティストは、小説家、俳優、ミュージシャン、写真家、画家など多岐にわたる。今回、数多くのインタビューの中から、6編を収録して一冊にまとめた。人 や物であふれ返っている中、余計なものをまとわずに向き合う、語り手と聞き手。両者の間で交わされる会話には、物を作り出す者同士の強い信頼感に満ちてい る。(PHP紹介文より)
佐内正史/岩井俊雄vs中村弘二/宮沢章夫/明和電機/内田也哉子/ヤノベケンジ

地虫鳴く
2005年:433p四六判2,100円+税:
河出書房新社


新選組からどこへ
「走っても、走っても、どこへも行けないのか」

「お前が俺の役目、引き継いでみねぇか」
ある日、土方は尾形に監察方の差配を命じた。探る山崎、進む伊東、醒める斎藤、そして惑う阿部……。時代の流れに翻弄される新選組にあって、「近代」に入っていこ うとする、男たちそれぞれの、地を這う旅の行方。書下ろし長編時代小説。

新・東京の仕事場(増補版)
2005年:206p:A5判:2,400円+税:平凡社

宮藤官九郎、しりあがり寿、渡辺有子、佐内正史、大田垣晴子など、東京に仕事場を
持つ人気クリエイター35人の部屋のディテールをオールカラーで一挙公開。


2年ほど前に出ました、『東京の仕事場』の増補版です。 諸事情により今入手できない旧版に、雑誌で連載した分、10名のレポートを加えて1冊にしました(ですので、前のを持っている方、すみません)。 旧版のデザインもよいですが、今回は新版ということでまったく新しい感じのものに なりました。よい環境を作ってくださった編集K氏に感謝。

新選組 幕末の青嵐
2004年:472p:四六判:2,200円+税
:アスコム

迷い、迷い、迷って、 信じて、信じて、また迷って、 それでも何かを選んで生きていく、
僕たちの短い生が、 ここに凝縮されている。 シビレる青春小説の誕生。 震える新選組小説の誕生。 おすすめします。 後悔させません。 ――――ダ・ヴィンチ編集長 横里


近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、 永倉新八、斉藤一、藤堂平助、原田佐之助・・・・・・ 幕末乱世、隊士たちの光と影の記憶。

*コメントあり
ブンガクの言葉
2003年:239p:B6判:
1,600+税:青幻舎

現実を生きて、本を読んで、また日々を過ごしていく…。 明治・大正・昭和の文学には、今を生きゆくヒントがたくさん詰まっていた。 ひとつの言葉から名作を読み解いた、19のエッセイ。

● かんのんさま―青べか物語/山本周五郎 ●出世双六―アド・バルーン/織田作之助 ●褄はずれ―外科室/泉鏡花 ●落莫―風琴と魚の町/林芙美子 ●道化 ―人間失格/太宰治 ●厄除け詩集/井伏鱒二 ●猪口才―坊っちゃん/夏目漱石 ●清浄無垢―銀の匙/中勘助 ●責苦―木魂/夢野久作 ●端然―母の上京 /坂口安吾(ほか)
*コメントあり  
東京の仕事場
2002年:160p:A5判:2,000+税:ギャップ出版

旬のクリエーターの仕事場を一挙公開。

寄藤文平/佐内正史/西本修/タナカカツキ/ダブルオーエイト/しりあがり寿/
みうらじゅん/しまおまほ/MAYA MAXX/明和電機/デザイン・フェスタ/岩井俊雄/中原慎一郎/tote/TUGBOAT/馬詰佳香/小沢幸夫/吉田昌太郎/根本きこ/山本タカト/吉 田耕治/川内倫子/ナスマサタカ/宮藤官九郎/松浦弥太郎/庄野裕美/map/小田島等
*コメントあり


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